OpenPyXLを使って、セルのフォントを取得変更します。
import openpyxl
# ワークブックを開く
wb = openpyxl.Workbook()
# アクティブシートを取得
sh = wb.active
# セルの取得
cell = sh.cell(row=1,column=1)
# フォントの取得
font = cell.font.name
print(font)
# フォントの変更
cell.font = openpyxl.styles.Font(name = "Meiryo UI")
print(cell.font.name)
# ワークブック保存
wb.save('file.xlsx')
# ワークブックを閉じる
wb.close()
プログラムのコードを最初から見ていきます。
import openpyxl
openpyxlをインポートします。これをしないとopenpyxlのモジュールが使えません
# ワークブックを開く
wb = openpyxl.Workbook()
openpyxlモジュールの、Workbook()関数を使い、新規のエクセルファイルを作成します。
新規のエクセルファイル作成と同時にシート名が”Sheet”が自動で作成されます。
# アクティブシートを取得
sh = wb.active
アクティブのシートを取得します。このエクセルファイルには”Sheet”のみしか入っていないため、このシートのオブジェクトが入ります。
# セルの取得
cell = sh.cell(row=1,column=1)
セルを取得します。sh.cell(row=1,column=1)で、rowが行、columnが列、1行目/1列目のセルのオブジェクトを取得します。
# フォントの取得
font = cell.font.name
print(font)
cell.font.nameでフォントの情報が取得できます。cellにある、fontの、nameがフォント名となります。デフォルトはCalibriとなります。
# フォントの変更
cell.font = openpyxl.styles.Font(name = "Meiryo UI")
print(cell.font.name)
cell.fontとして、1行/1列目のフォントを指定します。openpyxl.styles.Font()を使い、( )の中にname = “変えたいフォント”でフォントを指定します。今回は”Meiryo UI”へ変更しました。
以上となります。
OpenPyXLの他の関数の使い方について知りたい場合は下記記事が非常に参考になります。